2016年2月10日水曜日

小沢村から愛を込めて~第2回~

今回は「阿波踊りを取り入れた映画」の話を。

え?まだ観てないの?
と既にご存知のお方はこの先をあたたかい目でお読みください。

調べると古くは1954年公開「阿波おどり狸合戦」、1957年「阿波おどり 鳴門の海賊」があるらしいですが残念ながら近辺のレンタル店では取り扱いしていなかったです。
60年近く前の映画だけに当時の阿波踊りの貴重な映像が観れるかと思っただけに残念ですね。


近年有名なのは2007年公開 松嶋菜々子さん主演「眉山」ですね。
こちらは常盤貴子さん主演でテレビドラマ化、2008年に石田ゆり子さん、2009年には黒谷友香さん主演で舞台化もされているさだまさしさん原作の作品です。
阿波踊り関係者でも観た方も多いと思うので今回はあえて別の作品を紹介したいと思い探したところ一本の映画が目に入りました。

「阿波DANCE」

期待できそうなタイトルですね。
榮倉奈々さん、勝地涼さん主演の2007年作品です。
「眉山」の三カ月後に公開されたらしいです。

恥ずかしながら知らなかったので早速レンタルしました。
まだ観てない人もいると思いますのでネタバレしない程度にあらすじを。

徳島県鳴門を舞台に親の都合で強引に東京から徳島に転校させられたヒップホップダンスの達者な茜とダンス部(実際は阿波踊り部)のコージを中心に繰り広げられる阿波踊りとヒップホップダンスの融合がテーマの青春ムービー。

はい、ほとんど全部言っちゃいました(笑)

予備知識ゼロで観はじめたんですが熱血、青春ものに滅法弱い私は最終的にポロポロ泣いてしまいました(笑)
いや〜青春っていいですね!
興味ある方は是非ご覧ください!



というわけでまた次回。






2016年2月3日水曜日

飛び出せ!世界の "AWAODORI" 第1回 〜 サンフランシスコ阿波っ子連 〜


こんにちわ。広報部のにっしゃんです。

にっしゃんの『僕が東京新のんき連に入ったわけ』 あらすじ』 でもご紹介しましたが、僕は東京新のんき連に入る前はサンフランシスコの阿波踊り連に所属し、日系のお祭りで阿波踊りを披露するなど文化交流をしていました。

阿波踊り関係者の間でもあまり知られていませんが、実は海外にも阿波踊り連がいくつかあり、日本人だけでなく現地の方もお祭りで阿波踊りを踊っています。僕の連載2つ目『飛び出せ!世界の AWAODORI 』では、このように海外で活動している現地の阿波踊り連についてインタビュー形式で紹介します。本連載を通じて、海外の阿波踊り連の活動の認知度が上がり、日本との文化交流がより発展すればと思います。

2014年 北カルフォルニア桜祭り
連載第1回で紹介する海外の阿波踊り連は、僕の古巣である「サンフランシスコ阿波っ子連」の連長バールマン理美子さんに阿波っ子連の活動内容を紹介いただきました。

理美子さんは元々は徳島出身の方ですが、アメリカ人の旦那さんと結婚され、アメリカへ移住。現在は、阿波っ子連の連長として阿波踊りを通じてアメリカへ日本文化を紹介する活動をされています。


現在の活動について


Q. 2015年はどのように活動されましたか?(参加しているお祭りや、普段の練習について)

2014年 J-POP Festival

(理美子さん)昨年はサンフランシスコ市内の日系のイベントを中心に出演しました。北カルフォルニア桜祭りJ-POP Summit Festival(日本のポップ・カルチャーを集めたイベント)、JCCNC(北カルフォルニア文化コミュ二ティーセンター)ファンドレージング(募金を集うイベント)、SFジャイアンツ Japanese Heritage Nightサンフランシスコ着物デーなど。

ロサンゼルス徳島連とも交流しており、ロサンゼルスに遠征して二世ウィーク(日系の七夕祭り)などにも出演しています。

練習は、基本的に毎月第2・第4日曜日に3時間ずつやっています。イベントが近づくと練習回数を増やしてリハーサルを行います。メンバー同士の親睦を深めるために、練習会以外にもバーベキュー、お餅つき、クラフトパーティーなどイベントを開催してます。皆、非常に仲良しですよ。

Q. サンフランシスコでは阿波踊りは、どのくらい人気になりましたか?日系のコミュニティではだいぶ有名になりましたか?

2015年 サンフランシスコ・ジャイアンツ 前座
Japanese Heritage Night
(理)2011年に現地初のグループとして踊った時は「どこのお祭り?」などと聞かれましたが、今ではあちらこちらから招待していただくようになりました。日系のお祭り以外では、現地(アメリカの)中学校の体育の授業、幼稚園や小学校の文化イベントなどに招待していただいたことがあります。





Q. どのような方が連に参加されていますか?

(理)元々は、徳島県人や高円寺での阿波おどり経験者、阿波おどりに縁のある方、日本からの駐在の方々が中心でした。最近は日本人以外の方々が増えています。日系人、日本に興味のあるアメリカ人、サンフランシスコに住む外国人(メキシコ人、中国人など)など。年齢は2歳から70歳代まで幅広い年齢層の方々が参加しています。

Q. 海外で阿波踊り連を運営する上で苦労されていることはありますか?あるいは逆に良かったことはありますか?

2015年 サンフランシスコ・ジャイアンツの前座
Japanese Heritage Night
(理)楽器・衣装の調達には苦労しました。現在は、既製品、中古品、自作品を組み合わせて使っています。不足分の調達も大変です。また、踊りや楽器を教えるにも本場での阿波おどり経験者が少ないので、DVDや動画などを参考にしています。

良かったことは、今まで阿波踊りを全く知らなかった人達がすっかり阿波踊りファンになってくれたことです。また、お祭りやイベントで皆さんに喜んでもらえることも嬉しいです。一緒に踊ってくれる人達もいます。


設立の経緯について


Q. いつ頃、どのような経緯で発足されたのでしょうか?

2015年 歌謡ショー

(理)日本へ帰らないと経験できない阿波踊り。ここアメリカ(サンフランシスコ・ベイエリア)でも何とか自分たちで阿波おどりが楽しめればと2011年の夏、徳島県人会発足と同時に阿波おどりのグループを作りました。発足当初は阿波おどりのCDと鉦しかありませんでしたが、同年末には最低限の楽器や衣装を購入し、2012年元旦より公演を開始しました。

Q. 設立当初、地元の人達の反応はどうでしたか

(理)とても歓迎してくれました。ここアメリカの人たちにも阿波おどりの軽快なリズムや踊りは気に入ってもらえたようです。設立して間もなく「マリン紙芝居」の新年会や「ミルブレー日本祭」などから招待していただいたり、桜まつりのパレードに出させていただけました。華やかで楽しいと喜んでいただきました。

Q. 設立からどのように連員を増やしていきましたか?

(理)クチコミやチラシ、日系新聞やインターネットで参加者を募集したり、イベントに参加した際に参加を呼びかけたりしています。特に若いメンバーが中心になって、インターネットを使って告知してくれたことで、日本文化に興味のある現地の若者達が集まってくれました。

2015年 歌謡ショー


今後の活動について


Q. 今後どのような活動をされていきたいですか?

(理)当地アメリカで日本文化を盛上げていきたいと思います。日系のイベントだけに限らず参加して、阿波おどりを通して日本に興味を持ってもらいたいです。また、観客の皆さんにも参加していただいて阿波おどりの輪を広げたいと願っています。日本とアメリカの間でいろいろ交流できたらと願っています。


Q. 最後に、日本の踊り子さん達に一言お願いします。

(理)日本が誇る阿波おどり。これからも素晴らしい踊りと演奏で阿波おどりを盛上げてください。是非こちらの方へも踊りにいらしてください。心よりお待ちしております。


にっしゃん編集後記


「世界の AWAODORI」第1回、いかがだったでしょうか?記事を読んでいただいてお分かりだと思いますが、理美子さんはものすごいパワフルな女性です。アメリカで阿波踊り連を立ち上げ、現地の人たちに阿波踊りを教え、サンフランシスコ・ジャイアンツの前座もやっちゃうなんて、冷静に考えてむちゃくちゃすごいです。冗談ぬきで尊敬します。

そして、パワフルですが、優しい阿波っ子連のお母さん的存在です。阿波っ子連は皆、仲良し。非常に家族的なムードがあります。それはひとえに理美子さんの人柄の影響も大きいんじゃないかなと思います。阿波っ子連の雰囲気が楽しくて、皆に会うために阿波っ子連の練習に通っている人も多いと思います。

僕も阿波っ子連に入ったおかげで、阿波踊りを通じて、日本文化に興味のある日本人、アメリカ人、中国人、メキシコ人などなど友達がたくさんでき、阿波踊りの練習・出演以外でも遊びにいく仲間ができました。非常に感謝しています。この経緯については別の連載で紹介する予定です^^

次回の「世界の AWAODORI」は再び北米の連を紹介する予定です。お楽しみに。

2016年1月27日水曜日

鳴らす阿呆へまっしぐら

-序-

こんにちはー!
以前「開設宣言」をしたちづるです。
ついに私の番が回ってきましたよ。
どき。

さてさて私の連載ですが、
東京新のんき連の鳴り物(楽器)について毎回一つずつ紹介。
さらに普段何気なく聴かれているであろうお囃子の聴きどころ観どころを、鳴りもの目線で語っちゃおうという企画です!

..ですが、なにぶんワタクシ阿波踊り歴4年のぺーぺーです。
どうか暖かく見守ってくださいm(. .)m


では今日は第一回目なので、そもそもの大前提
阿波踊りの鳴り物ってなぁに?
というところをお話しさせていただきます♪


鳴り物とは



阿波踊りのお囃子を奏でる楽器およびその奏者のこと

阿波踊りの主な鳴り物は、
」「大太鼓」「締太鼓」「」「三味線
の5つになります。
これ以外にも竹や鼓や鈴など様々な楽器が使われています。
 ちなみに歌舞伎や寄席では三味線以外の楽器を
 鳴り物と言うそうですよ。
 昔は鳴り物とは打楽器のことを指してたみたいです。


阿波踊りではこれらの楽器でお囃子を奏でるのですが、
阿波踊りのお囃子は必ず生演奏
なんです!
これ声を大にして自慢したいです。笑
いろんなお祭りやイベントにも出させていただいていますが必ず鳴り物も一緒です。

踊り子と鳴り物が揃って初めて阿波踊り。
これは阿波踊りがこんなにも長く長く愛される理由の一つだと思っています。


お囃子とは



さて、先ほどからたびたび出てくる
お囃子(はやし)」 という単語。
お祭りには祭囃子がつきものですよね。
阿波踊りのお囃子は「ぞめき」といいます。
ぞめきは、踊り子の掛け声が合わさることにより、えも言われぬ高揚感を覚えるお囃子です。

阿波踊りを観たことがある方はお気づきでしょうか。
踊り子の素晴らしい笑顔と同様に、鳴り物も楽しそうにお囃子を奏でていますよね?
そう感じていただけたら大成功です。笑

ぞめきは一見シンプルなお囃子に思えますが、だからこそ実はとても難しいんです。

まだまだ私たちもより良いお囃子を目指して日々努力しているところですが、
鉦・大太鼓・締太鼓・笛・三味線が渾然一体となった鳴り物。
ぞめきだけでも感動させられるような鳴り物。
これが私の目標です(^ ^)

このようにぞめきは阿波踊りでは欠かせないお囃子なのですが、連によってそのリズムやメロディはかなり違います。
流れるようなぞめきであったり、軽快なぞめきであったり、賑やかなぞめきであったり。

連によるぞめきの違いを聴き比べるのも阿波踊りの楽しみの一つです。
ぞめきを聴いてどの連かを当てることができたらアナタもプロの聴く阿呆ですねo(^▽^)o

街中を練り歩く「流し踊り」ではぞめきだけですが、

舞台で阿波踊りを披露するときには、ぞめき以外にもいろいろな曲を演奏します。
そのあたりは次回以降ご紹介したいと思います♪


次回予告



では次回
鳴らす阿呆へまっしぐら -鉦-
3/23公開予定です!
楽しみにお待ちくださいね♪

2016年1月20日水曜日

小沢村から愛を込めて。

はじめまして東京新のんき連鳴り物のKAZIです!
福岡県出身で杉並区在住20数年。
鉦と大太鼓を兼任してます。
普段はドラマーとして幾つかのバンドに所属していろんな土地を巡ったりアルバムを出したり、はたまた高円寺の居酒屋の暖簾をくぐったり、な毎日を送っています。

この度このリレー広報blogを書くにあたり他のメンバーが阿波踊りに対するアツい想いや専門的な記事を書いてくれるようなので私のblog「小沢村から愛を込めて」は所謂箸休め的なちょっとユルい感じでいければなと思っていますのでよろしくお願いします!



高円寺周辺に暮らし始めて早20数年。
いつからか胸の奥に引っかかっていた小さな問題がある。

「高円寺には高円寺ってお寺があるのか?」

そんな事も知らないの?
と鼻で笑った方や既に存在をご存知な方はこの先を温かく半笑いでお読みください。



東京には吉祥寺、高円寺、祐天寺、豪徳寺、国分寺など寺が付く地名はいろいろとある。
とりあえず吉祥寺に吉祥寺という寺はないらしいという情報は置いといて先に進もう。


長らくこの界隈に住み阿波踊りをやっているのに高円寺の存在を知らないなんて恥ずかしい!
と顔を真っ赤にしながら早速探しに街へ。

結果を先に書くとすぐに見つかりました。
しかも散々通っているストリートに…


一応高円寺駅からの道順を。(完全な私的目線で)

高円寺駅南口を出てロータリーの正面の商店街へ。

福来門の方に来たら間違いです。
左手の筑前屋には寄らずに進みます。
右手のまんまじぃまにも寄らずにまだ直進。
天下一品を左折して4.5分真っ直ぐ。



ありました!
確かに!
高円寺だ!(隣は派出所)

何百回通ったかわからないが完全にスルーしてました…


ここから私的解釈↓

かつて桃の木が多かったこの小沢村周辺は「桃園」とも呼ばれていた。

ある時三代目将軍 徳川家光は狩りの道中で

「疲れたから桃園辺りにある高円寺に寄ってちょっとお茶しよか?」と。

家光を将軍として扱わず気さくに対応した小沢村の住民や高円寺を気に入った家光は狩りに出掛ける際には必ず高円寺の茶室でお茶するようになる。

そのうち村名を端折り「今日も高円寺寄っとく?」なんて親しみを込めて呼び続けるうちに

「もぉさ、小沢村ってイマイチ地味だし高円寺村でいいんじゃね?」

というわけで小沢村から地名を高円寺村に変更させた。

というようなことが入り口の看板に書いてあった(多分)。


ではいよいよ高円寺に初潜入。


犬はご遠慮願います。
?木に何か刺さっている。
近づくと。
よくわからないが木に何かを注入中。



奥へ進み本堂へ。




改装中でした…
ご苦労様です!


というわけで高円寺の存在を確認したことによって20数年の時を経てようやく高円寺に受け入れられたような気がします。

自分の住んでる街のルーツを知るのって楽しいですね!

ではまた次回。


2016年1月13日水曜日

僕が東京新のんき連に入ったわけ あらすじ


みなさま初めまして、広報部のにっしゃんです。

昨年末、広報担当を拝命。連載記事を書くというミッションが下り、今もドキドキな状態ですが ^^;  一人でも多くの方が阿波踊りや東京新のんき連に興味を持っていただけるよう、がんばって面白い記事を書きたいと思います。よろしくお願いします。

プロフィール


僕は、元々は徳島出身です。子供の頃から徳島市阿波踊りや小学校の運動会を通じて阿波踊りに慣れ親しんできました。2007年に仕事の関係で東京へ引っ越し、2014年12月に男踊りとして東京新のんき連に入連しました。昨年の徳島阿波踊りと高円寺阿波踊りにも参加し、現在、2年目の本番に向けて頑張っています。

2014年4月 サンフランシスコ桜祭り
第1回のメンバー紹介にもありましたが、他の連員には「異色の経歴の持ち主」だと言われています^^;

なぜかというと・・・東京新のんき連に入る前に、サンフランシスコの阿波踊り連でアメリカ人や中国人やメキシコ人達と阿波踊りをしていたからです。

そもそもアメリカに阿波踊り連が存在することを知らない人が多いので、色んな人に驚かれました。。

連載あらすじ


連載『僕が東京新のんき連に入ったわけ』 では、そんな「異色の経歴の持ち主」のにっしゃんが、入連するまでの経緯をご紹介したいと思います。

  • 第1回「仕事でサンフランシスコに赴任、阿波踊りで国際交流!」
  • 第2回「帰国後、東京で阿波踊りを続けようと決意」
  • 第3回「入連先の条件を決める」
  • 第4回「いざ!有名連を見学」
  • 第5回「東京新のんき連に入連する」

第1回では、アメリカの阿波踊り連の活動状況についてもご紹介します。この連載をきっかけに海外へ阿波踊りが広がっていることを知っていただけると嬉しいです。

また、第2〜5回では、僕が実際に入連先を選ぶまでの過程を書くつもりです。これから阿波踊りを始めたい人が連を選ぶ際の参考になれば幸いです。

乞うご期待!