ふるさと祭り東京2017にて、1/14(土)と1/15(日)の2日間、東京新のんき連の選抜連員12名が高円寺阿波おどり連協会合同連の舞台演舞に参加させていただきました。今回は、観客として僕がふるさと祭りの見学に行った際の個人的な感想についてご紹介します。
ふるさと祭り東京2017は、東京ドームに全国各地のお祭りと食が一堂に会する、冬の一大イベントです。多種多様な食事やお酒が楽しめ、余興としてお祭りが見れるとあって、例年、大勢の方が来場され、非常に活気があります。
ブースの入り口の秋田犬がかわいかった |
僕は、例年、外国人のお友達に日本の文化を紹介するため、都心で阿波踊りの出演があるお祭りがあると、お友達に呼びかけて案内しています。
(ちなみに、昨年のブログにも書きましたが、そもそも僕が大人になってから阿波踊り連に入ったきっかけは、外国人のお友達に日本の文化を紹介する目的で、観客として阿波踊りに参加していたことでした。)
東京近郊で阿波踊りが見れるお祭りは色々ありますが、特に外国人に人気があるのが、ふるさと祭りです。それは、入場料がそれほど高くなく、非常に活気があり、食べ物やお酒がたくさん選ぶことができ、食事の合間に日本のお祭りも見物できるとあって、楽しみが色々あるからだと思います。
そして、今回は、ボスニア(東ヨーロッパ)、韓国、シンガポール、アメリカ出身の子を連れて、ふるさと祭りに参加しました。開催前から「阿波おどりはすごい迫力があって必見だよ!」と皆を煽り、待ちに待った公演は13:10分ごろスタート。総勢数百名という人数でとにかく規模が大きく、踊り子さんの衣装も非常にカラフルです。
待ちに待った阿波踊り! |
今年の演舞は、スローな民謡でゆったりと情緒的な踊りでスタート。皆、食い入るように見ていました。
そうすると、鉦の合図でいっきにテンポが変わり、迫力のある太鼓とともに、元気良い踊りへ。
全員で踊る箇所があったり、男踊りや女踊りが入れ替わり立ち替わり踊ったり。女踊りがしっとり踊れば、男踊りが荒々しく暴れるように踊る。
男踊りはかっこいい |
こういう緩急がつけられ、聞いて楽しく、見て楽しいのは、初めて阿波踊りを見る人から見ても非常に分かりやすく、阿波踊りの非常に良い点だと思いました。演舞は30分ほどありましたが、集中して見ていたので、あっという間でした。
最後は全員で大団円 |
最後に、ボスニアとアメリカ出身の子にふるさと祭りと阿波踊りについて感想を聞きました。興奮ぎみに好印象なコメントをもらえて良かったです。
- 食べ物やお酒の種類が多様かつどれも美味しく、日本は食文化が発達していてすごい。
- 日本には、伝統的なお祭りがまだ各地で活発に行われている点が素晴らしい。自分の国では、歴史のあるお祭りがそれほどあるわけではないので、同じコンセプトのイベントをやるのは難しい。
- 今回は阿波踊りの他、沖縄のエイサー、青森のねぶた、秋田の竿燈祭りを見ました。
- 特に阿波踊りが迫力があってカッコよかった。夏本番も見に行きたい。
僕も、学生時代と社会人になってから、2回海外で生活した経験がありますが、海外と比較して、日本は食文化とお祭りの文化が非常に多様かつ、長い伝統を継承している点がすごい特徴的だと思います(これは外国のお友達からもよく言われることです)。
西洋化しているといっても西洋諸国とも違い、他のアジア諸国と似ていると言っても少し違う。日本のユニークさが海外の人を引きつける所以だと思いました。このような文化的に発達した国で生まれ育ったこと、また文化を継承して、発達させてきた先人たちにあらためて感謝の気持ちを感じました。そして、次は自分が文化の継承者として頑張っていこうと思います。
最後になりましたが、ふるさと祭り東京の運営に関わった皆様、本当にありがとうございました。来年も楽しみにしています^^