2016年1月27日水曜日

鳴らす阿呆へまっしぐら

-序-

こんにちはー!
以前「開設宣言」をしたちづるです。
ついに私の番が回ってきましたよ。
どき。

さてさて私の連載ですが、
東京新のんき連の鳴り物(楽器)について毎回一つずつ紹介。
さらに普段何気なく聴かれているであろうお囃子の聴きどころ観どころを、鳴りもの目線で語っちゃおうという企画です!

..ですが、なにぶんワタクシ阿波踊り歴4年のぺーぺーです。
どうか暖かく見守ってくださいm(. .)m


では今日は第一回目なので、そもそもの大前提
阿波踊りの鳴り物ってなぁに?
というところをお話しさせていただきます♪


鳴り物とは



阿波踊りのお囃子を奏でる楽器およびその奏者のこと

阿波踊りの主な鳴り物は、
」「大太鼓」「締太鼓」「」「三味線
の5つになります。
これ以外にも竹や鼓や鈴など様々な楽器が使われています。
 ちなみに歌舞伎や寄席では三味線以外の楽器を
 鳴り物と言うそうですよ。
 昔は鳴り物とは打楽器のことを指してたみたいです。


阿波踊りではこれらの楽器でお囃子を奏でるのですが、
阿波踊りのお囃子は必ず生演奏
なんです!
これ声を大にして自慢したいです。笑
いろんなお祭りやイベントにも出させていただいていますが必ず鳴り物も一緒です。

踊り子と鳴り物が揃って初めて阿波踊り。
これは阿波踊りがこんなにも長く長く愛される理由の一つだと思っています。


お囃子とは



さて、先ほどからたびたび出てくる
お囃子(はやし)」 という単語。
お祭りには祭囃子がつきものですよね。
阿波踊りのお囃子は「ぞめき」といいます。
ぞめきは、踊り子の掛け声が合わさることにより、えも言われぬ高揚感を覚えるお囃子です。

阿波踊りを観たことがある方はお気づきでしょうか。
踊り子の素晴らしい笑顔と同様に、鳴り物も楽しそうにお囃子を奏でていますよね?
そう感じていただけたら大成功です。笑

ぞめきは一見シンプルなお囃子に思えますが、だからこそ実はとても難しいんです。

まだまだ私たちもより良いお囃子を目指して日々努力しているところですが、
鉦・大太鼓・締太鼓・笛・三味線が渾然一体となった鳴り物。
ぞめきだけでも感動させられるような鳴り物。
これが私の目標です(^ ^)

このようにぞめきは阿波踊りでは欠かせないお囃子なのですが、連によってそのリズムやメロディはかなり違います。
流れるようなぞめきであったり、軽快なぞめきであったり、賑やかなぞめきであったり。

連によるぞめきの違いを聴き比べるのも阿波踊りの楽しみの一つです。
ぞめきを聴いてどの連かを当てることができたらアナタもプロの聴く阿呆ですねo(^▽^)o

街中を練り歩く「流し踊り」ではぞめきだけですが、

舞台で阿波踊りを披露するときには、ぞめき以外にもいろいろな曲を演奏します。
そのあたりは次回以降ご紹介したいと思います♪


次回予告



では次回
鳴らす阿呆へまっしぐら -鉦-
3/23公開予定です!
楽しみにお待ちくださいね♪